Vancouver Note

バンクーバー生活のメモなど

BCIT: New Media Design and Web Developmentコースの費用

 New Media Design and Web Developmentコースに必要な費用および支払いタイミングのメモ。*本コース自体のレビューはこちら

 BCITのHPには年間の学費しか記載していないですが*1、入学決定後に別途必要となる費用もあるので予算には注意。

 あくまでメモとしての概算なので多少のズレはあります。また、申請費や学費等の学校へ支払うものについては、クレジットカード払いの場合、手数料は学生負担です。(2%ぐらい)

入学手続き

項目 必要な時期 金額 申請完了後のステータス 備考
申請料 入学手続き開始時 $150 Application received
- - - Accept - conditional 入学枠確保後にステータスが変更される*2
Commitment fee 申請完了後1ヶ月以内 $1000 Accept - Full 本項目以下の4つ全てを満たす必要あり
授業料(前期) 授業開始60日前まで $6000 Accept - Full
U-PASS費 授業開始60日前まで $180 Accept - Full
就学ビザ 授業開始30日前まで - Accept - Full 担当者へ直接提出

入学手続き完了後〜*3

項目 必要な時期 金額 備考
医療保険 授業開始前まで $550~750 カナダの民間保険もしくはMSPへ自己負担で加入
Mac Book Pro 授業開始前まで $1500
商用ホスティングアカウント 最初の授業で指示あり $125
2TB Portable HDD 授業開始前まで $150 メーカーの指定等は無し
32GB Flash Drive 授業開始前まで $30 メーカーの指定等は無し
デザイン及びプロトタイプ作成用の文具*4 授業開始前まで 合わせて$100程度? メーカーの指定等は無し
ビデオカメラ Term2開始前まで $500~ メーカーの指定等は無し
ヘッドホン Term2開始前まで $50~ メーカーの指定等は無し
マイクロホンのレンタル費用 授業で指示あり $10~ レンタル期間とメーカーによって様々

後期授業開始前まで

項目 金額
学費(後期) $6000
U-PASS費 $180

*1:2014年度版PDFはこちら。留学生向け学費だけわざと分かりにくいところに載せているとしか思えない

*2:申請後にどれだけ時間がかかるかは事務処理の担当者次第。何回も電話して急かさないと放置され、枠が埋まっていく可能性あり

*3:各種ハードウェアのスペックについてはオリエンテーションにて説明があるため金額のみ参考にしてください

*4:スケッチブックやペン、クラフトナイフ等

カナダのパイプラインプロジェクト

 VIU Easeプロラグムにおけるチューターとのディスカッション用メモ。せっかくなのでBC州で議論となっている問題を扱おうということでカナダのパイプラインプロジェクトを選択。

オイルサンド

 パイプラインプロジェクトにて供給されるオイルサンドはwikiによると

The oil sands are loose sand or partially consolidated sandstone containing naturally occurring mixtures of sand, clay, and water, saturated with a dense and extremely viscous form of petroleum technically referred to as bitumen (or colloquially tar due to its similar appearance, odour and colour).

つまり、高密度かつ粘性の高い石油を含む砂岩。

また、代表的な産出地としてはカナダのアルバータ州があげられる。

対象プロジェクト

 カナダは資源国であるため複数の資源プロジェクトが計画されているが、特に議論となっているものが

  • アメリカテキサス州へ原油を輸出する「キーストーンXLパイプライン」
  • 国際市場への輸出を目的とした「ノーザンゲートウェイパイプライン」

論点

1.オイルサンド

 粘性が強いため輸送用パイプラインの腐敗につながりやすい。また、汚染物質を多量に含むため採掘地およびパイプライン経由地の健康被害や環境破壊を招く。

2.パイプライン

 パイプライン施設ルートにはBC州の原住民居住区や保護すべき未開拓地が多分に含まれ、計画が実施されると強制立退き等につながる。 http://www.ubcic.bc.ca/News_Releases/UBCICNews12191301.html#axzz2tLsq1LXP http://www.ted.com/talks/wade_davis_gorgeous_photos_of_a_backyard_wilderness_worth_saving.html

3.オイルタンカー

 輸送用タンカーの運行ルートに原住民生活地区や原生林地区が含まれていること、石油流出が発生した際の影響が大きいこと。 http://www.theglobeandmail.com/news/british-columbia/ottawa-aims-to-calm-fears-over-over-oil-tanker-safety/article16990983/

4.温室効果ガス

 オイルサンドは通常の石油と比較し、製造プロセスが複雑であり、数倍の温室効果ガスを排出するため、温暖化問題の観点からも議論となっている。

各プレイヤーの反応

1.カナダ政府

 資源国としてのエネルギー政策および原油収入確保の観点から当該プロジェクトを推進。また、現首相であるStephen Harperは原油産業の中心地アルバータ州出身かつ石油会社を支持基盤にもつ。

2.アメリカ

 キーストーンXLパイプラインの認可に対してはオバマ大統領の判断待ちである。主なイシューとしては

  • パイプライン建設による農家の土曜汚染
  • 国内雇用創出の可否
  • 気候変動への影響
  • シェールガス開発による石油から代替エネルギーへの転換
  • 中東や南米への石油依存軽減

等があげられる。 https://www.youtube.com/watch?v=F9eZ-6U2Qes http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0100N_R00C14A2NNE000/

但し、アメリカが認可を行わない場合でもカナダはノーザンゲートウェイパイプラインを通してアジアを中心とする国際市場へ輸出を強化することが可能である。

3.ブリティッシュコロンビア州とアルバータ州

 事故発生時や原住民保護の観点からリスクの高さに対し利益配分が少ないため、州政府レベルでの交渉も決着していない。 http://www.thefraser.com/2012/08/%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3 http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/northern-gateway-pipeline-recommendation-draws-mixed-reaction-1.2470438

4.BC州市民

 過半数はパイプラインプロジェクトに反対の立場をとってはいるが、中央政府の影響を考えると政治決着にてプロジェクト推進となるのでは、という悲観的な見方をしている。 http://dogwoodinitiative.org/blog/2014-justason-poll-results?utm_source=AdaptiveMailer&utm_medium=email&utm_campaign=20140214-February-E-News&org=354&lvl=1&ite=6678&lea=10980287&ctr=0&par=1

5.原住民

 原住民の代表者がプロジェクト評議会や監査委員会に入ってはいるものの、政府の御用学者や石油会社の影響が大きく、議論は難航。

6.石油会社 (エンブリッジ)

 当該プロジェクトの安全性を強調するエンブリッジに対し、各種団体からの反対も依然として続いている。 https://www.youtube.com/watch?v=e4clpEQW0h8 https://www.youtube.com/watch?v=UgvY6zBc3q4

7.バンクーバー

 石油タンカー運航による環境、景観破壊や観光収入への影響含めて反対の立場をとっている。 http://www.theglobeandmail.com/news/british-columbia/vancouver-cites-environmental-impact-tanker-traffic-concerns-in-trans-mountain-submission/article16820452/

※その他記事 http://www.ibtimes.com/canada-eyes-tar-sands-oil-boom-project-could-damage-environment-destroy-ecosystems-1130699

 

 

 

Vancouver Island University: EASE (ESL) コースのレビュー

 Powell Riverに二つある語学学校の一つ、Vancouver Island Universityが開設しているEnglish Academic Skills Experience (EASE)のレビュー。

概要

 Vancouver Island Universityはこじんまりとした学校で、大学とコミュニティセンター両方の役割を担っている。その中でプログラムとして提供されているのがEnglish Academic Skills Experience (EASE)と呼ばれる語学コースで、6週間を最低期間として受講することが可能。

※6週間はあくまで学校側が考えるベストな期間であって、都合により1週間単位の受講も問題ないらしい。生徒ごとにスケジューリングを行っているため、生徒側からすると6週間という単位にあまり意味は感じられない。

 プログラム内容としては、

  1. カナダ人向け語学コース (午前1.5h)
  2. 留学生向けESLコース (午前1h)
  3. 大学の授業参加 (午後)
  4. メンターとの個人レッスン等
  5. 地域のイベント参加 (午後、夜)
  6. その他レクリエーション活動

となっている。また、受講要件としてIELTS6.0以上等があるが、厳格なものではないのでおそらく交渉次第で受講は可能だと思われる。但し、カナダ人コミュニティへの参加が主となり、一般の語学学校の先生のように手加減してゆっくり話してくれるわけではないので、それなりに英語ができないとコミュニケーションを取るのは難しい。

プロラグム内容 (上記1~6) について

1. カナダ人向け語学コース (午前1.5h)

 英語を学び直したいカナダ人向けのコースでreading/grammar/discussionを行う。ここで言うカナダ人とは、大人になってから大学へ行こうと思い立ったが昔の英語の成績が入学要件に満たない者などを指す。日本で言うと、大人になってから大検やセンター試験対策を受講するようなイメージだと思われる。

 年齢層や受講動機も様々で家庭をもっている方もいるため、基本的に雰囲気は緩く、たまにしか出席しない生徒もいる。ネイティブとディスカッションができるのはいいがアカデミックな話をするわけではないので、ある程度の素養がある留学生としては物足りないかもしれない。また、授業内容も留学生用ではないため、学びたいポイントが異なる場合も。

2. 留学生向けESLコース (午前1h)

 ESL用テキストを用いての授業。生徒は平均1~5人程度とのこと。テキストは、ネイティブが普通のスピードで喋るレベルのため簡単ではないが、試験がある/課題が多い等のプレッシャーがあるわけではなく雰囲気は1と同様に緩い。

3. 大学の授業参加 (午後)

 大学で開講している教養クラスへの参加 (選択制)。開講している授業は時期により異なるが、英文学や心理学といった人文科学系の科目が中心となる。そのため人によっては興味のある授業がないことも。教養クラスのためビジネス分野のように専門的な話は少ないが、逆に特定分野の語彙に頼ることができず、ある程度英語を喋ることができないとネイティブとのディスカッションは難しいのでは。

4. メンターとの個人レッスン等

 各生徒にネイティブのメンターがつき、特に学びたい分野や教えてほしいことを個人的に聞くことが可能。頻度はメンターとの調整次第で、メンターは学校のインストラクターというわけではなく、適任者を一般から募っていると思われる。

 私のメンターはいくつか本を出しているジャーナリストの方で、メンタリングとして小説やカナダ時事問題についてディスカッションを行い、英語表現の指導や時事問題の背景解説を行って頂いた。私の場合、プログラム後半は時事問題としてBC州のパイプライン問題について最近の動向や論点を事前に調べ、エネルギー政策含めた政治的背景を中心に意見交換を行った。

 頻度としては週2回×1.5hだったが、これはディスカッションが白熱して終わらなかったため、気がついたら1.5h経っていたということが多い。

5. 地域のイベント参加 (午後、夜)

 コミュニティ活動として行われているイベント (合気道、スピーチクラブ、アート/音楽関連など) やボランティア活動 (小学校/老人ホームでのヘルパー、高齢者向けのパソコン指導) への参加を行う。参加費が必要な場合は学費から支払われるため追加費用は無し。

 当然ながらその地域のネイティブしか参加していないため、敢えて留学生向けに手加減して喋ってくれることは無い。但し、ネイティブと関われる機会は増えるものの、そこで会うネイティブとは社会的属性が余りにも異なるため、話したい/話の合う話題が多くはないであろうことには注意が必要。※子供かシニア層が大半

 小学校ではgrade4と6を対象に日本についてのプレゼンテーションと質疑応答等を実施。みんな日本について興味を持っているため質問が尽きず、先生が強制的に打ち切らざるをえないほど。

6. その他レクリエーション活動

 補助的なものではあるが、ジム利用やヨガ参加なども学費から支払われる。また、映画/音楽祭の費用も同様。語学力向上には直接関係ないが、この地域での生活の一部として含まれているのでは。また、大学のサッカーチームに入ってプレーしたりすることも可能。(冬は雨ばかりのためプレーできる機会が少ない可能性あり)

ホームステイ

 この地域でのホームステイは学校側が直接管理しているため、受講期間とホームステイ期間は基本的に同じとなる。バンクーバーと異なりビジネスライクにやっている人は少ないらしく、家族の一員として滞在することになる。

総評

 どう感じるかは人それぞれのため、あくまで参考としての良い点/悪い点を記載。留学生同士ばかりではなくネイティブと交流したいと思った場合、具体的に何をしたいのか、その地域でどのような生活をしたいのか (自分にあったライフスタイル) を考えておかないと人によってはつらいかもしれない (娯楽の少ない街なので)。

良い点

  • カナダ人コミュニティに入り、家族/地域の一員としての生活が体験できる
  • 手加減の無いネイティブの英語に触れることができる
  • ゆったりとした田舎町でカナダの文化に触れながら生活できる

悪い点

  • ネイティブと話す機会は多いものの、20代が少ないため社会的属性が遠いことも多い
  • 勉強中心ではないためバンクーバーの語学学校と比べると授業の質は劣る。
  • 授業数に対して費用が高い (この理由としては、個別にやりたいことを考慮してスケジュールを組むため調整にかかる人件費が大部分を占めていると思われる)

海と山に囲まれた環境であるため、どうせ行くなら春から夏に行くのがベスト。また、ある程度同年代の留学生との交流もしたい場合はもう一つある語学学校を検討してみてもいいかもしれない。私の場合は本プログラム後にバンクーバーの大学へ行くことが決まっていたため、本格的な勉強漬け生活が始まる前にカナダの文化や時事問題についてゆっくり考えることができ、長期的に見ると貴重な経験ができたと感じている。

 

バンクーバーからパウエルリバー

 バンクーバーの語学学校で1 term終えた後、学校用ではなく日常の生きた英語環境に浸りたいと思い、BC州の西海岸に位置する田舎町「Powell River」に移動。

Powell Riverとは

 山と海に囲まれた人口2万人の小さな町で、バンクーバーと異なり移民がほとんどおらず人口動態を見ると95%がカナダ人。また、Mallも町に一つしかなく、都会的生活からは切り離された環境。

VancouverからPowell River

 行き方は二つで

  • バンクーバー空港から約30分、片道100~150ドル程度、一日3便
  • 長距離バスで約6時間 (2回のフェリー移動含む)、片道70ドル、一日1便

 私の場合はバスを利用でしたが、長距離バスのHPを見てもいつどこでチケットを買えるのか書いていないため電話で問い合わせ。。バンクーバーでは「Pacific Central Station」内にあるバス乗り場で出発の20分前から販売を開始すると判明。

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 大型バスに対して乗客はかなり少ない模様。また、途中2回あるフェリーでは到着時間までフェリー内で自由に過ごしバスへ戻ってくる形式。フェリー内はレストランと小さめのカフェがあり、またWi-Fiも自由に使えるため、移動時間が長いと思うことなくパウエルリバーに行ける。

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ISEPでのAcademic writing

 以前ISEPのレビューを書きましたが、今回はwritingについてのみ。

 私に関して言えば英作文は大学受験勉強以降まともにしておらず、academic writingの基本も分かっていなかったため、ITELSを受けた際にはwritingの点数が一番低かったです (5.5でした) 。そんな状況でしたが、ISEPで授業を受けてみて分かったのは、型さえ意識できれば後はいかに論理的な文章を書けるか、ということです (もちろん基礎となる英語力が前提ですが)。

学習内容

 1 termを通して、「型→実践→添削→修正」がテーマごとに繰り返されそれなりの分量を書くことになるため短期間でwritingの底上げをすることができると思います。レベル4の場合、テーマ (型) として学ぶのは

  • Sentenceの分類 : simple, compound, complex等
  • 基本構造と要素 : introduction, body, conclusion及び各構成要素
  • Essayの型 : processタイプ, cause/effectタイプ, comparison/contrastタイプ
  • 要約の型

です。上のレベルに行くとEssayの型としてargumentativeタイプが加わり、書かなければならないパラグラフ数も増えます。

 採点の基準としては、型は当然として、文法や語彙の正確さや幅広さ、内容の論理性も見られます。先生方は課題として与えられるテーマについても事前に勉強しているため、内容の深さに関する指摘もためになるものでした。また、語彙の正確さについて「ネイティブはこの表現は使わない」といった場合「英英辞書レベルで見た意味や使用法の違い」を意味しているため迷ったら英英辞書を引く習慣もつきます。

 Essay以外にも週次で1パラグラフ構成のjournalも書くので、ほぼ毎日writingの宿題 (構成案や修正文章の提出含む) が何かしらある状態でした。

クラス全体を見ての雑感

 他の生徒を見ていて思ったのは、英語以前に「課題に対しての答え」を「論理的に書く」ことができない人が多いなということでした。例を挙げてみると、

  • 課題「初めて母国から出た際に感じたことを、comfort zoneから外れた点を踏まえ書け」
    →答えの要旨「初めての海外として〜に行ったが快適に過ごすことができた」

  • 課題「今年一年を通して印象に残ったニュースについて理由と考察を書け」
    →答えの要旨「〜が亡くなったが、彼の生き方を忘れないようにしたい」

のように答えになっていない、内容が無い文章を書く人が予想以上に多く驚きました。この辺りは国籍や年齢と関係なかったように思います。

参考

「今年一年を通して印象に残ったニュース」に対して自分が書いたjournal。満点をもらえたのでレベル4に限って言えばこれぐらいの英文を書くことができれば問題なくクリアできると思います。型として、

  1. general statement
  2. thesis statement
  3. supporting detail
  4. conclusion (restate topic) に沿っています。

The following quotation comes from my journal in ISEP:

Today, most people cannot live without using the Internet. We buy many kinds of things through online shops, communicate with each other by sending email and other electronic messages. However in June, 2013, a certain incident destroyed many people’s trust in the Internet. Edward Snowden, a former CIA worker, revealed the surveillance of Internet users that had been conducted by the USA. The incident shocked me not only for political reasons but also for technological reasons. Before the disclosure, some people thought intelligence agencies in the US were conducting surveillance activities, but this fact was beyond many people’s imaginations. In my opinion, some surveillance is necessary if there is reasonable concern in order to keep us secure. However, in this particular case, the US gathered as much information as possible through the Internet without any reasonable justification. I think it infringes on our basic human rights and privacy, and it violates modern legal standards. Another reason I paid attention to the problem is the way that they collected information. Technologically, the encryption of communication can secure our privacy. However, as Snowden revealed, the US retrieved the electronic information in question directly from an undersea cable, where data is not encrypted. As a system engineer, I feel that this fact burdens IT companies with further investment in security, and even technologically, such acts should not be acceptable. In conclusion, such surveillance can lead to the destruction of political and technological systems and change our views on what privacy in communication has become today.

ダウンタウン周辺の映画館と火曜日の割引

 バンクーバーでは毎週火曜日は映画料金が安くなるようなので料金のメモ。 (他にもポップコーン/ドリンクとのセットもあるようですが) 料金差異は設備の質や規模に比例しているらしい。

映画館 上映形態 通常料金 割引料金
Scotiabank Theatre Vancouver 一般 $12.50 $7.50
  3D $15.50 $10.50
Odeon International Village Cinemas 一般 $11.99 $7.50
  3D $14.99 $10.50
Odeon Park & Tilford Cinemas 一般 $10.99 $6.50
  3D $13.99 $9.50
SilverCity Metropolis Cinemas 一般 $11.99 $7.50
  3D $14.99 $10.50
  D-BOX $19.99 $15.25
  D-BOX 3D $22.99 $18.25

※通常料金は14-64歳のみ記載。割引料金はChild/Seniorも同等。

ウルフ・オブ・ウォールストリートとマシュー・マコノヒーのハミング

 昨年末に観た「The Wolf of Wall Street」の感想。

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 実在の人物ジョーダン・ベルフォートの回顧録を原作としており、マーティン・スコセッシ監督らしい救いようのないストーリーと暴力表現満載の映画。上映時間が約3時間もあるが、一貫して「金と女とドラッグ」の話しか出てこず、出演者が常にF***wordを使っているような映画。(506回使われたらしい)

 そんな映画なので観る人を選ぶ。実際、前方に座っていた家族連れは上映開始後10分で出て行っていた。年末にこんな映画を家族で観ようとした方には同情しつつも、過激な描写が多いため一人もしくは仲のいい友人とでないと楽しめないだろう。

 個人的には、テンポよく話が進み、また主演のディカプリオ含め出演者の演技も見所が多いため、全く長いとは感じず。上映時間4時間になりそうだったものを2部作にするか等検討した結果、3時間にカットしたらしいが4時間版も観てみたい。

マシュー・マコノヒー

 最初に少し出ているだけだが存在感溢れるマシュー・マコノヒー。予告編にもあった、胸を叩きながらハミングするのは何だろうと思っていたが、インタビューによるとマコノヒーが実際に撮影前に行っている瞑想法で、それを見たディカプリオの提案で映画に取り入れたとのこと。

  • 予告編では1:45辺りからのハミング


The Wolf of Wall Street Official Trailer - YouTube