Vancouver Note

バンクーバー生活のメモなど

バンクーバーと語学留学

移民が多いバンクーバーらしく、中心部、特にダウンタウンには語学学校がひしめき合っている。そのような街での語学留学について個人的考察。

人口動態

 語学留学に来た場合、ダウンタウンもしくはその近郊に住む方が大半だと思う。
人口動態を見ると、バンクーバー市内の3割は中国系、近郊含めてもその割合は2割と圧倒的に中国系が多い。また、ダウンタウンを歩いていると日本人の集団を見かけることも多く、人付き合い次第では英語よりも母国語を喋っている時間の方が長い、という事態もありえる。

環境

 海外に来たからには何とかして英語を使って生活しなければ、、、と思う方。
バンクーバーには日本語が通じる店が多く、日本料理屋もそれなりの数がある。
(そもそも日々の買い物程度ならそこまで英語は必要ではないが)

 自分のcomfort zoneから離れて語学を鍛えたいと思う方には少し拍子抜けする環境かもしれない。

語学学校

 数が多く、ゆるく楽しくというノリの学校から、毎日宿題や試験勉強に追われる学校まで様々。
特定の語学試験対策やスピーキング特化の学校もあるので自身の英語力や課題に合った学校を。

 当然、アジア系が多い街のため、生徒はアジア系が中心です。基本的には中国系と韓国系が大半、それに日本人、南米系、東南アジア系、東欧系が続く形が多いように見受けられる。個人的な印象ではあるが、初級者クラスに日本人が比較的多いのでは。

総括

 海外で楽しく遊びながら語学も、という方には暮らしやすく良い環境。
しかしながら、厳しい環境で語学を伸ばしてバンクーバーの大学入りたいという方には少し物足りないかもしれない。
なるべくコストをかけずに、基礎的な語学力もしくは特定の語学試験の点数を求める方は、フィリピン辺りのスパルタ語学学校に行ってからその後を考えてみても遅くないのでは。一ヶ月マンツーマン指導の学校でも、バンクーバーでかかる費用より安いはず。

 BC州内での選択肢だとビクトリアだったり留学生が少ない郊外の町で語学力をつけ、バンクーバーへ移るなどもあり得る。

 どうせ留学するなら最低限の語学力を身につけてからのほうがバンクーバーでの選択肢が広がり、学べることも多いのでは。  ※バンクーバーへの語学留学を否定するわけではない。語学でも何かに特化したコースになると英語力の最低ラインを設けている場合もあるため、基礎の段階で量をこなすには留学生が少ない町やコストが安い国の方がいいのでは、という意見。