ウルフ・オブ・ウォールストリートとマシュー・マコノヒーのハミング
昨年末に観た「The Wolf of Wall Street」の感想。
実在の人物ジョーダン・ベルフォートの回顧録を原作としており、マーティン・スコセッシ監督らしい救いようのないストーリーと暴力表現満載の映画。上映時間が約3時間もあるが、一貫して「金と女とドラッグ」の話しか出てこず、出演者が常にF***wordを使っているような映画。(506回使われたらしい)
そんな映画なので観る人を選ぶ。実際、前方に座っていた家族連れは上映開始後10分で出て行っていた。年末にこんな映画を家族で観ようとした方には同情しつつも、過激な描写が多いため一人もしくは仲のいい友人とでないと楽しめないだろう。
個人的には、テンポよく話が進み、また主演のディカプリオ含め出演者の演技も見所が多いため、全く長いとは感じず。上映時間4時間になりそうだったものを2部作にするか等検討した結果、3時間にカットしたらしいが4時間版も観てみたい。
マシュー・マコノヒー
最初に少し出ているだけだが存在感溢れるマシュー・マコノヒー。予告編にもあった、胸を叩きながらハミングするのは何だろうと思っていたが、インタビューによるとマコノヒーが実際に撮影前に行っている瞑想法で、それを見たディカプリオの提案で映画に取り入れたとのこと。
- 予告編では1:45辺りからのハミング